【6月14-15日 開催】長崎市で日本在宅医療連合学会が行われます
2025年は、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となって支えられる方が急速に増えるため、この方々を支えるためにどのように備えればよいかが日本の十数年前からの課題となっており、「2025年問題」と呼ばれてきました。
その2025年を迎えた今、働き手の不足、税や社会保障の負担、医療や介護の人材不足や経営危機、物価高騰等が大きな問題となっています。また、これらの問題は都市部や地方等、それぞれの地域にそれぞれ個別の課題があります。高齢で体力が衰えても自宅で過ごしたいけれど、その望みがかなわない方もおられる一方、医療では大きな病院が入院ベッド数を減らした事例が多くあり、病院の倒産も報道されています。このような状況の中、一つの重要な選択肢として在宅医療が推進されています。
また、「2025年問題」の次は「2040年問題」とも言われています。これから15年、ますます少子高齢化が進み、支え手も減っていくことが見込まれています。日本に生きる人々が何を考えるべきか、どう備えるかを話し合っていくことが必要です。
今回、長崎市の出島メッセで「日本在宅医療連合学会」が開催されます。テーマは「在宅医療の未来を語ろう〜2025年問題に向き合い、2040年に備える〜」です。自宅で長く人生を過ごすためには様々な課題があり、それを乗り越えるためにたくさんの企画が準備されており、きっと皆様の人生の役に立つことと思います。
大会開催後も、2025年8月31日までwebで視聴することができます。ぜひご参加いただきたいと思います
(以下にアクセスしてください)
↓
https://www.c-linkage.co.jp/7jahcm/
医療法人陽蘭会 広瀬クリニック
廣瀬 弥幸