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腎臓を守るために自分でできる7つの習慣 ―― eGFRが低下している方へ、専門医が解説 ――

[2026.05.20]

 

 

健康診断などでeGFRが60未満と言われた方や、腎臓の数値が気になっている方へ。

eGFRの数値を見て、不安になった方もいらっしゃると思います。

eGFRが低下している場合、
「慢性腎臓病(CKD)」という状態に当てはまることがあります。
ただし、すぐに透析になるという意味ではありません。

悪くなってしまった腎臓の働きを、完全に元に戻すことは簡単ではありません。
お薬の調整や治療方針については、かかりつけ医や腎臓内科医が行います。しかし、

 

「これ以上悪くならないようにするために、患者さんご自身でできること」

 

もあります。

特別なことではありません。
日常生活の中で少し意識していただくだけでも、
腎臓を守ることにつながります。

すべてを完璧に行う必要はありません。
まずは、できることから始めていきましょう。

腎臓の働きについてはこちら(内部リンク)

 

 

定期的に検査を受ける

「見えないものは改善できない」と言われます。

腎臓病は、自覚症状が乏しいことも多く、
気づかないうちに進行してしまうことがあります。

そのため、

  • 自分の腎機能を知ること
  • 定期的に検査を受けること

がとても大切です。

特に、eGFRが60あるいは45を下回ってきた場合には、
経過をきちんと見ていく必要があります。

→参考記事:腎臓や腎臓が悪くなったときのなったときの症状

また、腎臓を守るためには、
現在の数値だけでなく変化のスピードも重要です。

eGFRが1年で10下がったとき

 

水分をしっかりとり、脱水を避ける

脱水は、腎臓に大きな負担をかけます。

特に、

  • 夏場
  • 汗をかく仕事
  • 運動
  • 発熱や下痢

などのときには注意が必要です。

尿量がいつもと同じくらい出ているかを、
一つの目安にすると分かりやすいと思います。
尿量が少なければ、もっと水分をとる、ということです。

実際に、脱水がきっかけで急に腎機能が悪化し、
救急搬送される方もいらっしゃいます。

 

痛み止め(鎮痛薬)の使いすぎに注意する

市販の痛み止め(ロキソニンなど)はよいお薬ですが、
使い方によっては腎臓に負担をかけることがあります。

特に、

  • 頻繁に使用している方
  • 長期間使用している方
  • 脱水がある方

では注意が必要です。

必要なときだけ使用するようにし、
不安がある場合には医師や薬剤師に相談してください。

 

「腎臓が弱っていること」を医療者に伝える

腎臓が弱っている場合には、

  • お薬の量を減らす
  • 使用を避ける
  • 別のお薬に変更する

必要があることがあります。

別の病院やクリニック、歯科医院、薬局などを受診される際には、

「腎臓が悪いと言われています」

と一言お伝えいただくことが大切です。

 

高血圧や糖尿病の治療を続ける

高血圧や糖尿病は、腎臓に大きな影響を与えます。

そのため、

  • 血圧
  • 血糖
  • コレステロール

などをしっかり管理していくことが、腎臓を守ることにつながります。

こうした治療は、一時的なものではなく、長く続けていくことが大切です。

eGFRが30を下回ったら

 

生活習慣を整える

腎臓を守るためには、毎日の生活習慣も大切です。

たとえば、

  • 塩分を控えめにする
  • 禁煙を心がける
  • お酒は適量にする
  • 体重の変化を見る

などがあります。

特にeGFRが30未満の方では、
急な体重増加やむくみが体調変化のサインになることもあります。

 

完璧を目指さず、「続ける」ことを大切にする

腎臓病は、長く付き合っていく病気です。
「完璧を目指す」よりも、「無理なく続けられる」ことのほうが大切です。

思うようにいかず、自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。
気になることや不安なことがあれば、ご相談いただければと思います。
腎臓が進んだ時に自分を責めないで

 

ここでは、自分でできる腎臓を守るための7つの習慣をご紹介しました。

これらの対策によって、
腎臓のはたらきが低下することが少しでも防がれることを願っています。

 

【診療案内】

以下のような方は、一度ご相談ください。

・eGFRが低い(45未満など)と指摘された方、
 またはご自身で数値が気になっている方 

・たんぱく尿や血尿を指摘された方 
・透析が必要と言われたが、まだ迷っている方 

まずはご相談だけでも構いません。
→ 広瀬クリニックの診療案内

初めて受診を検討されている方はこちらをご覧ください
→ 初めての方へ

 

 

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廣瀬 弥幸

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