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初めて血液透析を受ける方へ|当日の流れと実際に感じること

[2026.05.30]

 

はじめに

これから初めて血液透析を受けることになり、
不安や怖さを感じている方も多いと思います。
ここでは、初めて透析を受ける患者さんへ向けて、
当日の流れや実際に感じることについてお話しします。

ただ実際には、多くのスタッフで支える治療であり、
一つひとつの流れは落ち着いて、淡々と進んでいきます。

ここでは、「初めての血液透析」をテーマに、
当日の流れと実際に感じることについてお話しします。

※ご家族としての関わり方に悩まれている方は、
腎臓病や透析の患者さんを、家族はどう支える?」もご覧ください。

 

初めて来院されたときの印象

初めて透析施設に来られる日は、
ほとんどの方が「初めての場所」に行くことになります。

知らない場所に行くのは、どうしても緊張するものです。
ただ、これは時間とともに自然に慣れていきます。

また、透析室には多くの患者さんがおられますが、
最初は知り合いがいなくても、少しずつ顔を覚え、
お話しされるようになる方も多くいらっしゃいます。

まず、全体の流れを簡単にまとめると、以下のようなイメージです

 

透析前の準備

初めての透析の前には、
あらかじめ説明や書類の記載が済んでいることが多いと思います。

施設によっては、痛みを和らげるためにテープや塗り薬を使うことがあります。
その位置を、マジックで印をつけておく場合もあります。
施設によっては、来院してから準備を行う場合もあります。

 

透析室に入ってから

透析室に入ると、まず体重を測り、
そのまま治療を受けるベッドへ移動します。

ベッドは一般的な病院のものと大きくは変わりませんが、
横には透析の機械があり、チューブがつながっています。

最初はその見た目に緊張されるかもしれませんが、
実際の準備は落ち着いて進んでいきます。

ベッドに横になったあと、

・体調の確認

・体温や血圧の測定

などが行われ、その後透析が開始されます。

 

透析の開始

血液透析では、シャントに2本の針を刺します。

1本の針から血液を取り出し、
機械で不要なものを取り除いたあと、
もう1本の針から体に戻します。

そのため、ご本人としては
「針を刺したら透析が始まる」という感覚です。

実際に、「もう始まったのですか?」とおっしゃる方も少なくありません。

 

透析中の過ごし方

透析は通常3〜4時間程度行われます。

当院では、開始当初は3時間程度から始め、
徐々に4時間などに延ばしていくことが多いです。

透析中は、

・血圧測定
・体調の確認

が定期的に行われますが、
基本的にはベッドで安静に過ごします。

過ごし方はさまざまで、

・眠る
・テレビを見る
・スマートフォンを見る(Wi-Fi利用)

など、それぞれ自由に過ごされています。

透析室は複数の患者さんが同時に治療を受ける空間のため、

・スタッフの動き
・機械の音
・アラーム音

などがよく聞こえますが、
多くの方が徐々に慣れていきます。

なお、途中でトイレに行くことも可能です。
体調やご不安なことがあれば、遠慮なくスタッフにお声がけください。

 

透析の終了

終了時間になると、針を抜いて透析は終わります。
その後は、出血を防ぐために適切な圧迫を行い、
しっかり止血できているかを確認します。

針を抜いたあとには、数分間しっかり押さえて止血しますが、
その間もスタッフが確認していますのでご安心ください。

最後に体重を測定し、
予定どおり水分が除去できたかを確認して終了です。

体調に変化がなく、
「もう終わったんですか?」とおっしゃる方もおられます。

 

初回透析と入院について

初めての透析では、入院で開始することが多いです。

理由としては、

・シャントの止血が問題ないか確認するため
・不均衡症候群という合併症の有無をみるため

があります。

不均衡症候群とは、透析後に頭痛や吐き気などが出る状態で、
初期にだけみられることがあります。

ただし、実際には多くの方で問題なく経過し、
「思っていたより大丈夫だった」とおっしゃる方が多いです。

入院期間は、体調や状態によって異なります。

 

慣れていくということ

最初は環境にも人にも慣れておらず、
大きな出来事のように感じると思います。

しかし、

・透析室のリズム
・スタッフとの関係
・他の患者さんとの関わり

などに少しずつ慣れていきます。

透析は特別な治療でありながら、
長く続ける中で徐々に「日常」になっていくのです。

 

最後に

最初は不安もあると思いますが、
透析は少しずつ慣れていく治療です。

気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。
安心して続けていけることが大切だと考えています。

 

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・PTAを繰り返している方
・シャント閉塞や血流低下を指摘された方
・痛みや治療方法について相談したい方
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