腎臓病が悪くなるとどんな症状が出る?|むくみ・貧血・食欲低下などを腎臓専門医が解説
腎臓病や腎臓が悪くなると、
むくみ・貧血・食欲低下など様々な症状が出ることがあります。
ただし、腎臓病はかなり進行するまで症状が出ないことも多く、
症状がないから大丈夫とは言えません。
ここでは、腎臓病でみられる代表的な症状を説明します。
■ むくみ(浮腫)
腎臓は体の水分量を調整しています。
そのため、腎臓のはたらきが弱くなると、
余分な水分が体にたまり、足のむくみや体重増加がみられることがあります。
■ 息苦しさ・息切れ
水分が増えすぎると肺に水がたまり、息苦しさ(肺水腫)が出ることがあります。
■ 血圧が高くなる
腎臓は血圧調整にも関わっています。
腎臓病が進行すると、高血圧が悪化することがあります。
■ だるさ・貧血
腎臓は赤血球を作るホルモン(エリスロポエチン)を作っています。
そのため、腎臓病が進行すると貧血になり、
疲れやすさや息切れにつながることがあります。
■ 食欲低下・吐き気・気分不良
老廃物が十分に排泄できなくなると、
食欲低下、吐き気、気分不良などが出ることがあります。
さらに進行すると意識障害につながることもあります。
■ 骨が弱くなる
腎臓は、ビタミンDを活性化することで骨の健康を保っています。
腎機能が低下すると、骨が弱くなったり、
カルシウム・リン等のミネラルバランスが崩れたりすることがあります。
■ 症状が出ないことも多い
ここがとても大切です。
腎臓病は、かなり進行するまで症状が出ないことが多いです。
「症状がないから大丈夫」とは言えません。
健康診断でクレアチニンの上昇やeGFRの低下、たんぱく尿・血尿を指摘された場合は、
症状がなくても確認することが大切です。
クレアチニンについては、こちらの記事もご覧ください。
→クレアチニンが高いと言われたら|数値の見方・eGFR・次にすることを腎臓専門医が解説
腎臓の役割については、こちらの記事でも詳しく説明しています。
→腎臓(じんぞう)のはたらきとは?|体を守る7つの役割を専門医が解説
心配な症状がある場合は、まずはかかりつけ医の先生に相談しましょう。
【診療案内】
以下のような方は、一度ご相談ください。
・eGFRが低い(45未満など)と指摘された方、
またはご自身で数値が気になっている方
・クレアチニンが高いと言われた方
・たんぱく尿や血尿を指摘された方
まずはご相談だけでも構いません。
→ 広瀬クリニックの診療案内
初めて受診を検討されている方はこちらをご覧ください
→ 初めての方へ
【参考記事】
GFRがいくつだと心配?|危険の目安と受診の考え方を専門医が解説
eGFRが30を下回ったら|透析と言われる前に知っておきたいこと
eGFR:20を切るとどうなる?|症状・治療・透析準備を専門医が解説
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廣瀬 弥幸
