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誰にでも「危機管理広報」が必要な時代です:医療経営士の機関誌「理論と実践」第7回

[2025.06.27]

大きな企業や公的機関等で不祥事や事故が発生した際に、炎上してしまうことが珍しくない時代になりました。「不始末より後始末」という言葉があります。不祥事や事故はゼロにすることはできませんが、特に対外的にどのような対応をするのかが極めて重要な時代となりました。

私が痛感したのは、新型コロナウイルス感染者がまだ少なかった時期のことです。陽性者が出ることは不始末ではありませんが、風評被害が問題となっていた頃でした。陽性者が出た時に情報公開するのかしないのか、情報公開するならどこまでするのか、情報公開することで大きなバッシングを受けるのではないか、情報公開しなければ根拠のない噂話が広がってしまうのではないか等、対応に悩みました。きっと同じような悩みを持った方がたくさんおられると思います。

医療機関によって、求められている役割や立場が異なり、ステークホルダーも様々で、また組織の規模によって大きく経営・運営は異なります。何らかの危機が医療機関に発生したときに、対外的にどのような対応を取るかは明確なルールがなく、経験が少ない中で、少人数で決定せざるを得ないことが多いと思います。

ここでは新型コロナウイルスに関する危機管理広報について私が考えたこと、実践したことを掲載していますので、危機管理広報の一つの例として参考にしていただけましたら幸いです。

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第7回連載

医療法人陽蘭会 広瀬クリニック

廣瀬 弥幸

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